【海外子育てニュース】卒乳はいつ??自然卒乳について

【海外子育てニュース】卒乳はいつ??自然卒乳について

 

卒乳のタイミング

 
Nagisaさんと一緒に春名亜美さんの撮影に同行したスウィートマミースタッフimaiです。

 

感想はというと、ただただ可愛かったの一言に尽きます。

 

 

それでは、本題です。

 

以前、授乳はお母さんと赤ちゃんにどんなふうにいいの??という記事を書かせていただきました。

 

今回は、授乳をいつやめるかというお話です。

やめると言ってもいろいろあるらしく、母乳が徐々にフェイドアウトしてく、または、赤ちゃんの側からそれほど母乳を必要としなくなり、授乳しなくなることを卒乳、できる範囲で授乳する“部分的卒乳”や、徐々に回数を減らして子どもがおっぱいから離れていく方向に持っていく“計画的卒乳”、 母乳の出の有無・赤ちゃんの飲み方の状況にかかわらずある日止めることを“断乳”と言いますが、今回取り上げるのは自然卒乳です。

 

自然卒乳について

 
Parentsというアメリカの育児雑誌のホームページに、授乳カウンセラーで8児の母の Robin Elise Weissさん(以下、ワイスさん)のお話が掲載してありました。

(http://www.parents.com/baby/breastfeeding/tips/benefits-of-extended-breastfeeding/)

 

授乳カウンセラーというのはアメリカで授乳経験があり、一定の勉強をした人です。

8児の母とさらっと書いてあったので、思わず3度読みしてしまいました。

テレビで特集されてもおかしくない、大家族ですよね?

そんなにたくさん子育てした彼女がカウンセラーだったら頼もしいですね。

 

自然卒乳はどうやるの?

 

彼女の授乳方針は、無理やり卒乳させないこと。

子供がお乳を欲しがったらあげて、自分から欲しい?とは聞かないこと。

そして、ある朝、あれ?もう1か月授乳してないわとなることが理想。というものです。

 

この自然卒乳は、世界母乳連盟も日本母乳の会も推奨しているそうです。

 

自然卒乳7つのメリット

 

自然卒乳は、赤ちゃんもお母さんもストレスなく卒乳でき、他に7つも良い事があるのよ!と彼女は言っています。

 

1つ目の良い事は、赤ちゃんにとって母乳はとても栄養価が高いことです。赤ちゃんが生まれて1年過ぎたら赤ちゃんにとっての母乳の栄養が薄くなってしまうと言われていますが、そのようなことは無いそうです。

母乳に含まれている、ビタミンAや、プロテイン、脂質、カルシウムなどは、子供が1歳を過ぎてもやはり子供の健康にとても良いそうです。

 

2つ目の良い事は、赤ちゃんの免疫力向上に役に立つことです。長く母乳を飲んでいる赤ちゃんほど、死亡率や病気になる確率は低いらしいです。

 

3つ目の良い事は、お母さんの健康も保つことです。授乳は乳がんにかかる確率を下げると以前書いたブログにもありましたが、その効果は、1人の赤ちゃんに4年授乳することでも2人の赤ちゃんに2ねんずつ授乳することも両方、同じだけの効果があるそうです。

 

4つ目の良い事は、赤ちゃんの脳の発達を促すことです。それは栄養という意味だけはなく、赤ちゃんにお乳をあげる時の体勢も影響するらしいのです。母乳をあげる際は、両乳を使うので赤ちゃんは違う方向を向く機会が与えられますが、哺乳瓶でミルクを飲む赤ちゃんは、お母さんがいつも利き手であげる傾向にあるため、いつも同じ方向を向くことになります。これは前者の方が赤ちゃんの脳の発達に有効という研究結果があるそうです。

哺乳瓶を使用しているお母さんも哺乳瓶を持つ手を時々変えながらミルクを与えるのがおすすめです。

 

5つ目の良い事は、授乳は赤ちゃんが感じているストレスを和らげます。ワイスさんはいつも赤ちゃんがこけてけがをしたときは、授乳をすることによって赤ちゃんの気をそらしながら、どの程度の怪我をしているか見極めると言います。

 

6つ目の良い事は、お母さんのストレスも和らげます。お母さんはやることがたくさんあります。その中で、授乳をする時間が束の間の休息となり、ワイスさんはその時間がとても好きだったそうです。

授乳の時間は、赤ちゃんとお母さんの2人きりの時間で、他の事は全て後回しにすることのできる時間だったのです。

 

7つ目の良い事は、そのやり方が便利であるということです。泣いている赤ちゃんにも、それで取り乱してしまうママにも、断然楽なことだとしています。

 

世界平均は4.2歳。卒乳はゆっくりで大丈夫!

 

日本では1歳前後で卒乳…などと言い、お母さんたちは止め方や時期など大きな悩みの種だそうです。

卒乳に関しては、医療や保健の仕事に携わる人たちの中でも見解が統一されていない面があるそうで、以前は行われていた1歳までに離乳を完了するための断乳指導はもう行われていないにもかかわらず、そろそろおっぱい断ちさせた方がいいのでは?という言葉は、色々なところでお母さんにかけられる言葉の様です。

 

そのような言葉を受けた時は、断乳を勧められている理由と、それを離乳することで解決できるのか、悩む前にご自分で色々調べて見極めてみてください。

 

ユニセフの調査ですと世界平均の卒乳時期は4.2歳らしいですし、ゆっくりと赤ちゃんとお母さんの納得のいく、自然な形での離乳を探していけばよいのではと思います。

 

せっかくのお母さんと赤ちゃんの授乳期にしかできないスキンシップですしね!

 

そして!私も同行した春名さんと撮影した商品がまたまた発売されています。

オーガニックコットン100%ニット オフタートルニット

ドレープデザインがおしゃれな心地よいウォームタートルニットです。

もちろんスウィートマミーの人気授乳服、ニットと同じくオーガニックコットン100%♪

さらりとした着心地で、赤ちゃんのほっぺにも安心。これからの季節、静電気も心配ですが

静電気が起きにくいという性質ももっています。

ぜひぜひご覧になってください。

 

それでは、また書かせて頂く時まで色々調べておきますね♪

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